レッスン内容

レッスンでは

生徒さんは簡単な動作をします。生徒さんが動いている間、教師は手を使って生徒さんのからだに直接働きかけを行い、言葉を使って生徒さんの意識に働きかけをします。
そうして教師は”正しい動き”を誘導することにより、生徒さんは自分の動作の問題点に気づき、改善する過程で”正しい動き”を学びます。
からだ全体のバランスが良くなり、基本的な動作ができるようになってきたら、それぞれの状況やご希望に合わせたレッスンをしていきます。
個人に合わせたオーダーメイドのレッスンを行いますので、体調や年齢に関係なく各自のペースで無理なくレッスンを受けて頂けます。


しつこい痛みがありますか? (教師自身が腰痛の経験があります)

例えば、腰痛に悩まされている人は腰の痛みを解消するために様々な治療を受けますが、一時的に痛みが改善されても、その痛みが再発したり、痛い部位が増えていく場合もあります。(膝が痛くなるなど)
それは、痛みを引き起こす原因を無視しているからです。
レッスンでは、痛みの原因を見つけ、原因を一つ一つ取り除くことにより痛みを根本から解決していく方法を学びます

👆上の写真を見比べてください。この生徒さんは腰痛に悩まされていました。
レッスン前(写真左):脊柱の胸椎(肩)の部分が後ろに落ち、腰椎(腰)の部分が前に傾いてしまっているので、頭の重さを効率的に分散できずに腰に負荷がかかっています。
レッスン後(写真右):脊柱が整ったので、頭の重さを効率的に分散し支えているので、腰への負荷がなくなりました
今、彼は長年の夢だったカフェをオープンしオーナー店長として立ち仕事をお元気にされています。

あなたが音楽家・ダンサーなら(教師自身がアルゼンチンタンゴの経験があります)

楽器演奏、声楽、ダンスの練習を続けていると、
*無意識にやっている動きの癖 ➡ 「正しくやっているつもり」
*長年培ってきた間違った固定概念 ➡ 「こうやるべき」
が原因となって、からだのバランスが崩れてしまい、良いパフォーマンスができなくなったり、練習しても上達しなくてスランプに陥ったりすることがあります。更には、痛みが発生して日常生活にも悪影響がでることもあります。
有効的なからだの使い方を理解し、それを実践できるようになればパフォーマンスが向上し故障の改善・予防にもつながります。

👆この生徒さんはダンサーです。膝の靱帯を痛めたことをきっかけに、ヨガ、ピラティスなどのボディワークを学びアレクサンダー・テクニークのレッスンも受け始めました。ヨガやピラティスよりも繊細で、からだの深いところに作用することに興味を持っていただきました。からだの使い方が変わりダンスのパフォーマンスが良くなり、歳を重ねても踊っていける自信が持てたそうです。

運動機能の回復や改善のお手伝い(教師自身が骨折した経験があります)

整形外科手術や外科手術を受けた後や四十肩などの発症後など、リハビリを続けても思うように運動機能が回復しないケースがあります。その原因は
*痛み自体や痛みに対する恐怖により不自然な動きが定着してしまうこと
*治療の過程で、筋肉が拘縮したり内部組織が癒着して力をうまく伝えられなくなること
*からだ全体のバランスが崩れてしまうこと
体力・気力が衰えてしまうこと
などがあります。筋肉に直接働きかけ、拘縮を改善し、からだ全体のバランスを整えながら、患部の運動機能と体力を回復させていきます。からだが回復していくと気力も回復していきます。(リハビリとの併用も可。ご相談ください。)

👆無理やり動かすと筋肉は逆に固まってしまいます。
レッスンでは、深い呼吸と共に、無理なく・少しずつ動き可動域を広げていきます。
大切なことは、自分のからだに意識を向け、理想的な動きをイメージしながら動くことです。そうすると、からだが正しい動きを思い出させてくれます。

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