触覚はからだの実体を感じる感覚

五感の一つである触覚。 触覚はものに触れる時に、その存在や質感や大きさなどを感じる感覚ですね。

アレクサンダーテクニークの先生になる為のトレーニングをしていたある日、感じて深く感動したことがあります。 私が動いている時に、私のからだと外の世界の境界線を物凄く認識できたんです。 私のからだの輪郭を感じ取れたという感覚でした。 それは、からだの全身の皮膚で空気を感じたといってもいいかもしれません。 私の動きをもう一人の私が斜め上方から見ているような。。。

アレクサンダーテクニークのレッスンしていたある日、感じて深く納得したことがあります。 生徒さんに腕の動きについて教えるために私が自分の腕を動かしていた時に、私の腕が動くときに空気が動いていることを物凄く認識しました。 腕が動いていないときは空気がじっと腕に密着しているのに、腕が動き出すと私の腕が空気を引き裂き空気をかき回し、その空気の動きは私の周りからすぅーと広がっていく感覚でした。 まるで、水中で腕を動かしていると周りの水が動きますが、それと同じような感覚でした。 ただ、空気は水よりも軽く動かせましたが。。。

2024年03月17日